お風呂のタイルの黒ずみで悩んでる方もいると思いますが、私の家のお風呂も築35年で、タイルの黒ずみ汚れが蓄積してしまっていて、何をしてもなかなか取れませんでした。洗剤をつけてブラシで擦ってみたり、色々とやってみましたが、黒ずみ汚れは取れません。ですが、今回みつけました。これなら黒ずみ汚れが落ちるはず!落とし方の3つポイントをご紹介します。
お風呂のタイルの黒ずみの落とし方!3つのポイント
タイル汚れをなんとしてもきれいにしたいと思って、色々と調べてみたら、良さそうな洗浄剤を見つけました。
‶クイック・ダッシュ”という洗浄剤です。さっそく試してみたので、ご紹介します。
このクイックダッシュという洗浄剤ですが、活性剤と酸の力で、汚れを落とすものらしいです。説明書きには
と、書いてあります。すごく落ちそうな感じですよね。
でもこれ、実は業務用です。家庭用の洗剤では落ちないので、これを使ってみることにしました。
ポイント1:事前準備をする
使用する前に事前準備があります。
以前に掃除をした時の洗浄成分が残っていたりした場合は、使用面とその周辺を水を流しながら十分に水洗いする必要があります。そのあと、使用面の水気をふき取ります。
始める前のタイルの状態です。なかなかの汚れです。長年の汚れの蓄積ですね。
洗浄する前の状態(Before)
ポイント2:原液を使う。
薄めたりせず、必ず原液を使用します。ジョローなどに入れ、直接汚れに塗布します。
そのまま1~2分放置します。「5分以上は絶対に放置しないでください。」と書いてあったので、時間を計りながら待機です。待ってる時の2分て長いですね。注意書きに時間以上おいてしまうと表面が薬焼けしてしまうとあったので、ドキドキしてしまいました。
噴霧器やスプレーで塗布してもいいんじゃないの?
吸引してしまう恐れがあるからやめた方がいいわよ。
そもそも黒ずみの原因ってなに?
そもそもなんで黒ずんできてしまうのでしょうか?
黒ずみの原因になるものは、水垢や皮脂、石鹸カスの油脂が原因です。その汚れの蓄積で黒ずんできてしまうんですね。
水道水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分がありますよね。それが蒸発することで、水垢として残ってしまうんです。
水垢はほっとくと固まってしまいますよね。水垢はアルカリ性の性質をもった汚れです。なので反対の酸性で中和して汚れを浮かせて取り除きます。
そして、湿気が高いとカビも発生しますよね。カビは体の皮脂や石鹸カスの油脂を好むんだそう。まめに掃除をしないとすぐにカビも発生してしまいます。そして黒ずみの原因にもなります。こちらは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤が効果的なんです。
じゃあ、酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤と両方を使い分けないといけないじゃん!ってなりますよね。でも安心!そこでクイックダッシュの出番です。
クイックダッシュは酸性とアルカリ性のW洗浄ができるのです。水垢などの酸性の汚れと、皮脂や油脂のアルカリ性の汚れの両方を洗浄できます。
すごい!さすが業務用だけあって強力な感じです。タイルの種類にもよりますが、家のタイルなかなかの汚れなんです。このW洗浄でなんとしてもきれいにしたいと思います!!
クイックダッシュがこちら
- 正味量:300ml(中和用洗剤30ml付き)
- 主成分:水素・弗化アンモニウム・各種活性剤
- 液性:酸性
注意事項:この製品は磁器質タイル専用です。その他の素材には使用できません。
4ℓ入りもありましたが、まずはお試しで300mlを購入しました。「ブラシより落ちる」と書いてあったお掃除パッド(2個セット)も同時購入しました。
準備するもの
- クイックダッシュ洗浄液
- お掃除パッド
- ゴム手袋
- 中和用洗剤用のバケツ(付属の付属の中和用洗剤を水道水で10倍(30ml→300ml)に希釈しておく)
ポイント3:パッドで擦り拭き取る
1~2分放置したら付属で購入した「お掃除パッド」でしっかり擦ります。市販のスポンジより、少し硬めのパッドで結構ゴシゴシ擦りましたが、へたらず使いやすかったです。なんたってあの汚れですからね。
擦った後は、汚れを全て雑巾でふき取ります。そのあとは、準備した中和洗剤をまき、10分放置し、ブラシで擦り水で十分に洗い流します。
泡が出る洗剤を使用する時はブラシを使用しますが、クイックダッシュは泡が出ません。こびり付いた汚れを落とす時はパッドを使用します。このパッドはアメリカ製でナイロン繊維の密度が高い業務用のパッドなので、ブラシとは汚れ落ちが違うそうです。(表面がザラザラのタイルには不向きです)
洗浄後のタイルの状態!(After)
ここまで汚れが落ちました。全体的にお風呂が明るくなった感じがします!
完璧には落としきれていませんが、初めて使ってみたので様子を見ながらやりました。もう一回やってみたらさらに落ちると思います。
お風呂のタイルの黒ずみの落とし方!注意事項
酸性の洗浄剤なので、「混ぜるな危険」の塩素を配合したカビ取り剤を使用した箇所や、また以前にどんな洗剤を使用したか分からない場合は使う前に注意することがあります。
- 使用前に使用面を多めの水で洗い流してください。
- アルカリ系の洗剤での事前洗浄はしないでください(洗浄効果が薄れます)
- 使用中は換気をよくしてください。
「白い煙が出た時は使用を止めて、換気をして、その場から離れてください。」だって!換気を十分にしないとね。
酸性の洗浄剤だから気を付けないといけないわね。
使用できないものは、ツヤが強いタイル・濃色のタイル・塩ビのPタイル・石材・洗面台・浴槽・便器・FRP素材・ステンレス素材・ガラス、これらの所には使えないそうです。使う前には使用マニュアルを良く読んで、正しくご使用下さいと書いてあります。一度一読しましょう。使う前に目立たない箇所で必ずテストしてから使った方がいいですね。
クイックダッシュの使用基準があります。
- 標準使用量:1㎡=100ml(300ml=約3㎡分:4ℓ=約40㎡分)
- 希釈方法:必ず原液で使用すること(汚れが薄い場合のみ2倍希釈までで使用)
- 使用方法:室内で使用する場合は十分な換気をしながら使用
購入価格は?
- クイックダッシュ 300ml+中和洗浄剤30ml 3,300円(本体3,000円)
- 〃 4ℓ +中和洗浄剤300ml 39,600円(本体36,000円)
- お掃除パッド(2個セット) 990円
- クイックダッシュと同時購入割引 700円
お風呂の黒ずみの落とし方まとめ
クイックダッシュを使ったお風呂のタイルの黒ずみ汚れの落とし方の3つのポイントを紹介しました。
- 事前準備をする(タイルを水洗浄して、水気を拭く、中和洗浄剤を作っておく)
- 原液を使う(ジョロなどで、原液を塗布する)
- パッドで擦り拭き取る(2分程おいたらパッドで擦り、ふき取る。中和洗浄剤をまき、水洗浄し十分に洗い流す)
何をしても落ちなかった築35年のタイルの汚れがきれいになりました。
酸性洗浄剤を使って掃除をしてみたら真っ白までにはならなかったですが、ここまで汚れが落ちました。とりあえず満足です。窓を開けたりと換気に注意して使用しました。
磁器質タイルに一度使ってみるのもいいんじゃないでしょうか?使う際は説明書をよく読んでから使ってください。
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