オリンピック五輪マークの色や形の意味は?

オリンピックのシンボルマーク五輪ですが、形や色の意味って知ってるようで知らなかったりしませんか?五輪マークの形や色の意味を調べてみました。

オリンピック五輪マークの形の意味は?

五輪マークは五つの輪が、重なりあった形できていますよね。それは、世界にある5つの大陸を意味しているそうです。五大大陸って聞かれたら言えますか?私はビミョーです。

世界五大大陸は?

世界五大大陸とは「アメリカ大陸」「ヨーロッパ大陸」「アフリカ大陸」「アジア大陸」「オセアニア大陸」ですね。その五大陸が重なる、つまり世界中の人が団結し友好を深める大会がオリンピックいう事です。

そしてスポーツを通じて手をつなぐことで平和への願いが込められています。

五輪マークの形は?

五輪マークの形は、WORLD「世界」の頭文字である ″ W ″ のかたちになるよう配置されたものなんだそうですよ。そしてこのマークをデザインしたのは、ピエール・ド・クーベルタン男爵(1863-1937)です。近代オリンピックの父といわれ、五輪旗の生みの親でもあります。

五輪マークは一回目の1896年 アテネ(ギリシャ)オリンピックからあったのではなく、ピエール・ド・クーベルタン男爵が、ギリシャのデルフォイの祭壇にあった「休戦協定を結んだ際に中に刻んだ五輪の紋章」に着想を得て作られたと言われています。そして1914年に「IOC設立20周年記念式典」で発表されました。

1920年のベルギーでのアントワープオリンピックから、掲げられるようになったそうです。その理由は第一次世界大戦の後に開催されたオリンピックで、世界5大陸の友好と平和を願い、開催されたからだといいます。戦争の起きない世界をとの願いがこめられていたんでしょうね。

オリンピック五輪マークの色の意味は?

五輪の色は 青、黄、黒、緑、赤の五色です。

この五色を選んだ理由について、ピエール・ド・クーベルタン男爵は、青、黄、黒、緑、赤の色は、下地の白を加えると、「世界の国旗をほぼすべて描くことができる」という理由で選んだといわれいます。他にも、色々な説がありますが、

五つの自然現象をモチーフとしている説

  • 青→水
  • 黄→砂
  • 黒→土
  • 緑→木
  • 赤→火

スポーツの五大鉄則という説

  • 青→水分
  • 黄→技術
  • 黒→体力
  • 緑→栄養
  • 赤→情熱

どれもありそうですね。

五つの輪が五大陸を表していることから、それぞれの大陸を表すイメージカラーが決まっていると思ったら、そうではないそうです。そしてオリンピックマークの五輪の色や位置は勝手に変えることはできません。オリンピック憲章で定められているんです。きちんと、ルールが定められているんですね。

オリンピックをなぜ「五輪」という?

日本では、【オリンピック】と言ったり【五輪】と言ったり、【シンボルマーク】のことを【五輪マーク】と言ったりしますよね。それは5つの輪から由来していますが、1936年のベルリン大会の後に、元読売新聞社の川本信正記者が、宮本武蔵の著「五輪書」から考案し、さらに文字数を減らせることから、マスコミに普及したといいます。

五輪の由来は初めて知りました。記者の考案だったなんて、輪が5つだからだと思ってました。こんな由来があったんですね。

まとめ

オリンピック五輪マークの形や色の意味を調べてみました。

世界五大大陸は、アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸の事で世界中が団結し友好を深め、世界(WORLD)のWの形を表しています。

五輪の色は 青、黄、黒、緑、赤の五色で、地色を加えた6色で世界の国旗のほとんどを描くことができるという理由から、この色になりました。形や色の配置などは勝手に変えることはできません。そして世界中の平和を願うという意味がありました。

コロナウイルスの終息を願い、オリンピックで世界の友好を深め、平和を願います。

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